4629 近藤元統之碑(山口県萩市堀内)
萩城築城以前に、ここに住んでいた近藤元統の屋敷跡及び墓所であるといわれる。
元統の孫露竹(ろちく)の代、毛利輝元による萩城築城の際に、この地を献上した。
露竹は輝元の萩打入りを迎え、深野太郎左衛門とともに、塩屋町・今魚店町の取り立てに尽力した。
この碑は、明治30年(1897)12月、近藤氏の子孫にあたる史家・近藤清石によって、その旧跡に建てられ、清石は、
あわれ其恵(そのめぐみ)の露(つゆ)のかからでは
かからざらまし露の草むら
という和歌を詠んだ。
(案内板より)
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